こんな感じで大きく儲けてはいない。しかし、大きな損失も回避できているので、個人的にはそちらの方を評価している。
先週(12日の週)から口座資金を積み増し、戦略の自由度を以前より確保した。以前のように相場の急変により口座資金が一時的に枯渇しただけで強制決済、と言うのは1回あたりの損失は大したことなくても、積もり積もって大損失につながるからな。前にも書いたが、難平や両建てを絶対悪とみなすだけでは、問題は解決しない。要は使い方だ。しかし、このような戦略を使わざるを得ない、と言うことは、そのトレードでどこかが間違っていたからだろう。その「最初の間違い」をしないことが最も重要。その間違いを犯してしまったが、回復の見込みがある、と判断すれば、難平、両建て、途転と言った戦略を取る。
ここで重要なのは、含み損をプラスに持って行こうと頑張りすぎないことだ。こうなると無理が伴い、柔軟性が保てない。そこで僕がいつも意識しているのは、含み損をプラスに持って行くのではなく、ある程度損失を挽回できれば、それで良しとする、と言うことだ。もともと、損失が発生している、と言うことは、最初の入りが上手くいっていない、と言うこと。長く玉を保持していてもプラ転するとは限らない。むしろ、ある程度損失を回復した後に、もっとひどい逆行がやって来るかも知れない。それは回避しなくてはならないからな。個人的には30分足(マーケットプロファイル)でそのあたりを管理している。トレンドデーになってしまったら目も当てられないので、そうなる前に引かれ玉を切る、と言うことだ。
口座資金を積増したおかげで強制決済を避けられ、建玉戦略も選択肢が増えた。これからどうなるか。
最近気になったことを2つ。
まず、横浜市長選。IR構想に賛成しているのは現職の林市長だけのようだな。後は判で押したように反対。僕はこの構想に賛成である。反対の理由はギャンブル依存症の増加問題や、風紀の乱れといった所が主だろう。だが、こういった弊害があれば、それを克服するためのビジネスもまた生まれてくる。ちょっと考えてだけでも、依存症に対応するためのカウンセラー養成や、警備員、指導員などは間違いなく増やさざるを得ない。胴元である市の財政は、どの位かはわからないが、それなりに潤うだろう。
それから、本格的なカジノがオープンすれば、そこで遊ぶのは多くが外国人になるんじゃないか。裕福な欧米や中東、アジアからの観光客だ。普通の日本人は、ここで遊ぶ余裕は、多分ないだろう。富裕層にジャンジャン金を落としてもらえば良いじゃないか。それなのに、賛成は現職だけで、あとの候補者は全部反対らしい。我が国は災害超大国、自殺大国に続き、カマトト大国にもなってしまったのか。
もう一つは、モデルナ社が我が国へのワクチン供給を渋っている、と言うニュース。これは知らなかった。15日の毎日新聞の記事で、日本独自の保存期間設定や試験の実施、輸入手続きの煩雑さから、国際的な供給の枠組みに日本を入れることが難しく、ラベルの張替えなど、他国にない手間がかかり、そのため、他国の余剰分をそのまま日本に回すこともできないそうだ。河野担当相はモデルナ社から「何とか世界標準に合わせてほしい」と言われているようだ。
新型コロナとの戦いで言えば、今は平時ではなく戦時だろう。政治屋が責任を取らないので、厚労省が慎重になる理由もわからなくはないが、もう少し柔軟になっても良いんじゃないか。