Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

東京オリンピックが始まった日に、僕が思ったこと。

都内各地の人出の多さ。あきれたな。彼らは、自分だけはコロナに罹らない、とでも思っているのか。公園で、ピクニック気分だぜ。最悪だ。

新型コロナ感染者は、50歳代以下の中年、若年層が9割以上だ。でもこれは、なるべくしてなった結果だな。受験勉強になぞらえると分かり易い。まず、出そうなところを重点的に学習する。コロナ禍で言えば、政治屋で人体実験を済ませた後は、スプレッダーになりそうな活動的な層、すなわち都市部の若年・中年層から接種を進めるべき、と僕は考え、他のコメント欄でも重ねて主張してきた。政府はそうしなかったのだから、今の状態は当然の帰結だ。

そして、直前までゴタゴタが続いたオリンピックが始まった。

開会式は良かったな。あの状況の中で、残ったスタッフも良くやったと思う。ドラゴンクエストのテーマ曲はオープニングにぴったりだったと思う(僕にだって過去にドラクエの制覇歴はあるのだ)。他のゲームには詳しくないが、ファンにとっては嬉しい開会式になったと思う。

会場がショボいとか、金かけてないとか、いう外野の雑音があるが、こう言う連中は逆に、金をかければ華美だとか言い出しかねない。無視すればいい。他にも、イマジンやボレロが効果的に使われていたな。イマジンは説明の必要もないが、数年前、正式にジョンとヨーコの共作と認められた。そもそもこの曲は詩集『グレープフルーツ』が無ければ、おそらく誕生しなかっただろう。ヨーコの母国で使われるのに相応しい。

順番が前後するが、MISIA君が代を独唱した。素晴らしかったな。もう一度聴きたい。日本の女性シンガーだと、声量、声質が細い人が多いが、この人は別格だ。個人的には、英国からロバート・フリップ翁に来てもらい、メロトロンの伴奏をかぶせてほしかったな。僕は以前から、君が代はメロトロンが似合う曲だと思っている。

ところで外野からはこの歌唱に対し、アレンジを批判している連中がいる。天皇の前ではアレンジはすべきでないとよ。いるんだね、今でもこういうのが。アレンジは原曲を生かしも殺しもする。今回はMISIAに合っていたと思う。

他に印象的だった曲は『ボレロ』。でも、使い古された(失礼!)この曲より、キング・クリムゾンの『ボレロ』を使ってほしかったな(無理は承知)。それから、聖火の点火前後では、クイーンの『手をとりあって』が使われていたようだ。「ようだ」と言うのは、アレンジのせいか、よく聴けなかったのだ。クイーンは、本国よりも早く、日本で、アイドルバンドとして人気に火が点いた。今ではクイーンを単なるアイドルとして見る人はいない。自分たちをメジャーに押し上げるきっかけを作ってくれた日本のファンを、クイーンはとても大切にしていた。この曲はそのことへの感謝を含めてブライアン・メイが作った曲だ、と僕は解釈している。

このように、選曲については上手くなされていたと思う(『上を向いて歩こう』をどこかで入れてほしかったが)。しかしネットの配信記事は、「ジョン・レノンのイマジン」表記が散見される。ライターの皆さん、もう少し勉強して下さい。

忘れてならないのは、ドローンによる地球の表現と、50競技の動くピクトグラム。特に後者は大傑作と思う。ピクトグラムは前回の東京オリンピックから使われだしたが、今回はこれを動かし、かつ、パフォーマーがパントマイムで演じきったのだ。素晴らしかったし。笑えた。

と言うことで、開会式は好印象だった。後は、大きな事故無く最後まで乗り切ってほしいな。