このブログを長く読んでいる人なら、以前から、僕が選挙のときにボートマッチを試していることはご存じと思う。ボートマッチとは、予め設定されたいくつかの質問に答えることによって、自分の考え方に近い政党や遠い政党(候補者)を知ることができる制度だ。ちょっと調べてみたが、ボートマッチはオランダが発祥の地のようだ。我が国では2007年の参院選で毎日新聞が始めたのが最初だ。僕も自分のブログを検索してみたが、2007年の毎日ボートマッチから参加している(この時の結果は、同年7/20のブログに書いている)。
従って、僕のボートマッチ歴は14年になるわけだが、この制度に対する認識はどの程度広がっているのだろうか。ここ数日、名古屋に行って、昨日東京に戻ったが、名古屋駅西では選挙カーがうるさかった。多くの有権者がボートマッチによって投票するようになれば、騒々しい選挙カーも少なくなるだろうし、何より自分の考え方を整理でき、理性的な投票行動が可能だ。もっとも、一般的な有権者は理性よりも感情で投票するだろうから、いつまでたっても日本は日本だな。
ところで、今回のボートマッチの結果だが、僕の政治的思考に最も近い政党は「維新」と出た。これにはあまり驚かないが、面白かったのは、わずかながら、立民より自民の方が高かったことかな。理由は何となく想像できる。我が国周辺情勢への対応やIR問題に関しては、僕の考え方は明らかに自民に近いしな。
もちろん、ボートマッチの結果に従って投票しなければならない訳でもない。まだ試したことのない人は、どこのボートマッチでも良いから参加してみると良いよ。