Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

「毎日ボートマッチ」を試す。

もうじき参院選である。タイコム証券のメルマガでボートマッチ(VM)のことを知り、試してみた。VMとは、「自分の政治的志向性」と「各政党候補者の志向性の平均値」との一致度を数字で示してくれるものだ。具体的に言うと、「憲法9条の改正は必要と思うか」「ゆとり教育の見直しに賛成か」等々の質問にウェブ上で答えることで、同じ質問に対する各党の候補者の回答(平均値)とどの程度一致するかを知ることができる。
僕の結果は、社民党候補者との一致度が最も高く、自民党候補者との一致度が最も低い、という結果が出た。一致度が高いグループは社民以外に民主党新党日本、一致度が低いグループは自民党以外に公明党国民新党と出た。共産党はその中間である。ちょっと意外だ。僕は選挙権を有して以来、国政選挙ではすべて投票所に足を運んでいる。しかし絶対的な支持政党というものはない。デリバティブ取引を行っており、自分では筋金入りの資本主義者だと思っている。だが結果は上記のとおりである。
結果を見ていて、「自民・公明・国民新党」と「民主・社民・新党日本」が各々まとまって2大政党を形成したら面白い、と思った。そうするとどこにも属さない共産党が、場合によっては重要な役割を担うことになる。我ながら無責任な妄想である。しかし、20年以上前になるが、フランスで左翼政権が誕生したときに、「共産党から二人入閣」と報じた新聞記事を今でも覚えている。さすが、史上初の労働者による自治政府を誕生させた国だわい、と思った。日本共産党首班指名で他党の候補者に投票したことが何度かあったはずだ。現実的な政策を提示できないことはないと思うが。政治が混乱するのは望まないが、政権交代がなければ真の民主国家とはいえないし、何より、緊張感を持った政治ができない。今回は参院選であるが、VMが普及すれば、有権者も情緒的な投票行動から脱却できるのではないか。そんな期待をしてしまう。