決算説明会に参加。株価はこの1年で5分の1になったので、一言言いたかった株主が多かったようだ。この間、サブプライム問題もあって、会社は2度にわたり業績を下方修正した。ただ、個別に見ていけば、当初の見通しがやや自信過剰的なところがあったとしても、現在会社が赤字というわけでもないし、配当もきちんとしており、新たに成長している分野もある。株価は市場が決めるのであって社長が決めるのではない。僕はFX部門の今後の展開と、1(2)部への指定替えについて質問したが、株価下落はたぶんにライブドア事件以降の新興市場全体の下落に引っ張られた影響が強く、ここはずっと持ち続けるしか方法はないようだ。
今日の検証
金:前引けは2877円、後場寄りは2917円。昼休みのランチタイムギャップが40円というのは初めて経験した。円が売られ、株は急上昇。報道ではアブダビ投資庁(ドバイ)系ファンドが米国シティグループに出資とあり、これが原因らしい。バブル崩壊後の不良債権処理に当たって、日本の大手銀行(1行分)に注入された資金(8000億円)とほぼ同額を出すという。たまたま自分の住んでいるところの下から石油が出るというだけで、これだけの影響力を市場に与えることができるわけだ。こういう世の中なのだ、と思うしかないね。
ところで、今日はDDデー。前記のように後場に相場は急変したので(後場寄りでIRブレイク)、少なくとも後場より直後はギャップをあけた方向に行くだろうとの見通しから、後場寄りで買い。予想通りの動きで9円幅を取る。ここで4分の3を利食い。残りは持ち越すことに。理由は円相場の落ち着きと、NYの日足チャート。中期的に見て買い場探しの場面と考えている。その後、I時間帯になってBBの拡散が見られたので再度買い参入。ここは5円幅で仕切り。持ち越し玉が気にはなるが、ある程度のスパンで考えるつもり。5分足チヤートで仕掛けるときは、ADXの方向及び高さ、MACDの方向性の確認が重要。