後場寄りがテクニカル的には売りポイントであった(ギャップを空け、下離れて始まった)。ここは取れなかったが、以後のレンジで切り返しの買いを4円幅取る。怪我した後のリハビリ中なので無理はしない。今も外電で、一時104円台の円高、NY金価格も大幅安が表示されていたが、玉を持っていなければそんなことはどうでも良いことである。価格が2000ドルだろうが200ドルだろうが、日中動けばよいだけの話だ。デイトレの本質は、テクニカルを信頼し、動きに付くだけ。シンプルである。事の本質を見る目は重要だ。例えば、トヨタの07年の販売台数が、結果的にGMに少し及ばなかった、とニュースにあったが、これもどうでも良い話だ。重要なのは利益である。この点では米国ビッグ3が束になってもトヨタにはかなわない(そりゃそうだ、向うは赤字だからね)。本日もダウが100ドルを超える下げである(執筆時点)。識者の解釈では「市場は更なる利下げを促している」そうだ。それにしても市場参加者は自分が中央銀行の金融政策を動かしている、と勘違いしているのではないか。シティが日本に進出したときに、五反田支店の日本人従業員に面と向かって「われわれは資産運用を真剣に考えている顧客としか取引しない(要するに都市銀行の決済口座的な存在ではない)」といわれたことがあるが、高度な金融テクニックも今回はそれに溺れ過ぎたか。ま、一度公的資金を注入されて国有化されてください。格付け会社もAAAを一気にCにするなよ。もともと、「勝手格付け」と「依頼格付け」とで格付けのランクが異なるというところからして信用の置けない輩だ、というのは明白である。日本にはそれを有難がるエコノミストが沢山いるが。
信用できるものは価格しない。5分足一目の基準線が上向きのときに実体が転換線を上抜いたら買い。下向きのときに実体が転換線を下抜いたら売り。これだけにしておけば、破綻もないし、公的資金の注入も無い。