Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

金:本日前場の値幅はわずか8円。

明日の東京出張の準備と切符の購入で昼に外出。帰ってからトレード画面を見ると今日も後場で値位置を下げている。仕掛け所は下方IRブレイクしたFレンジの初め。ここで仕掛けていれば少しは取れたが、残念ながら帰宅したのはこの時間を過ぎた頃であった。NYの日足一目もついに下を向き出した。中期的には下と見るがどうだろうか。
本日の検証
OTD展開、ノーマルデイ。1日の値幅は14円と、最近の傾向通り狭い。大きく動く前兆か。



ガイアの夜明け」で自主廃業した山一證券マンのその後、というのをやっていた。番組中に出てきた佐藤さんは当時僕を担当してくれた営業マンだった人だ。当時僕は日本マンパワー名古屋校で社労士の受験講義をしていたが、山一の受講生は直接知っているだけで2人いらした。どちらも女性だったが、共通しているのは非常に優秀だったことだ。一人は1回で合格されたが、択一の得点は何と62点。若干簡単な年だったとはいえ、すごい数字だ。もう一人は2回目で合格されたが、得点は50点代後半と、これも高い。番組では、山一證券を再興しようとしている元山一マンを紹介していたが、もしその日が本当に来るなら、ぜひ一般市民に対する投資教育も行ってほしい。僕がデリバティブ取引を始めてから10年くらい経つが、はじめた当時はどうやって勉強するか皆目見当が付かなかった。したがって今の僕のトレードスタイルを確立するまでほとんど自分ひとりで勉強して、相当の出費と回り道をしてここまで辿り着いた。今はネットで情報を検索できたり、一部では投資スクールもあるが、まだまだ市民権を得ているとはいいがたい。
その後、前回見逃したNHKワーキングプアⅢ」を見る。いつぞやの日記にも書いた池袋で雑誌を拾って生活していた青年が市の清掃の仕事を請け負って働き始めていた。まだ路上生活だが、その表情が以前とは全く変わっていることに感動を覚える。だが、仕事自体はまだ不安定だという。僕と同じだ。「ワーキングプア先物をやるか」と思われるかもしれないが、そういうことではなく、トレーダーという職業も、社労士講師という職業もいずれもいわばフリーランスであり、安定しているとは言いがたい。しかし現在の経済体制の下で精神的自由を獲得するには、ある程度の資金はどうしても必要になる。それをどこから調達するか。僕は経験を活かせる社労士講師という仕事にプラスして、資本市場を相手にする仕事の2つを選んだのだ。
僕は大学卒業後10年以上のサラリーマン生活を経てこの道に入った。サラリーマンの悲哀は十分わかっている。友人には、父親などから地盤を引き継いだ二世社労士や行政書士が何人かいる。初めは羨ましく思っていたことがあったが、彼らの中にはサラリーマン生活を経ずに直接この仕事を始めたがゆえに、従業員の気持ちがわからない、という話を語ってくれた人がいた。僕の場合はサラリーマンの経験が、労務管理や労働系科目でとても役に立っている。そんなこともあり、いつの頃からか彼ら二世のことを羨ましいとは思わなくなった。最近は、今やっている2つの仕事を確立させるので手一杯である。