白金の後場寄り、下方ブレイクポイントを突破して安寄りしたので、成行きで売った。利喰おうとしたところ、画面が反応しない。何度クリックしてもダメ。画面にはありえないマイナス表示が。悪夢である。とりあえずブローカーに急ぎ電話。悪いことは重なるもので、フリーコールがつながらない。通常回線でやっとつながる。どうもブローカーというより、価格情報の送信元の問題のようである。詳しい原因は調査中とのこと。原因は不明だが、数分後に復旧。しかし価格のほうはすでに上昇を始めており、利喰うチャンスを逸する。頭の中はストレス200%状態である。売値3613円に対し、最高で26円の逆行。自分の実力以外のところで1枚当たり13000円の損失を抱えることになってしまった。取り敢えずチャートを見る。窓を開けて安寄りした後戻しているので、売りしかけた後場の寄り値近辺をモードにTPOが積み重なっていく可能性があると思ったので、しばらく損失が膨れるのを我慢してチャートを見ることにした。結果的にはこれが奏功した。前記のように3639円まで逆行するも、その後は下押され、60分後に売値まで戻ってきた。取り敢えずこの状況から解放されたかったので、3612円で利食い。わずか1円だが、損失は回避できた。
以下はその後にブローカーと話したことの覚書。
システム障害による損失は免責事項。トレーダー側のPC不良が原因のときは、対面取引の手数料(3150円)で仕切れる。トレーダー以外に原因があるとき(会社側のシステム、NTT等)は、電話にて仕切りを依頼したときでも通常手数料(210円)で仕切れるとのこと。今回ももし僕が電話したときに利益が出ていればこの形で決済できたとのこと。ただしこの場合は成行き決済となる。
後で詳しくチャートを見ると、3639円まで逆行したときは、ほぼ雲の上限で、基準線に押し戻された格好になっている。さすが一目やMPは年月に耐えた指標である。とにかく今回はテクニカルの勉強をしていて良かったと、心底思った。