金 建玉：10日10時7分 2850円売り → 落玉：同日13時42分 2855円買い
日足一目では6日以降、転換線が基準線を下回り、実体は雲に突入。売りし掛けた地点はAレンジを下方にブレイクした地点であり、最近の弱気調からいっても、もう少し下があると見た。その後2847円まで下げるも切り返され、5分足一目の雲を抜けてきたので2853円どころで仕切る準備にかかったが、この段階ではすでに、一目、ボリバンは買いの形を作りつつあり若干遅きに失した。ADXRは売り時点では15.3、損切り時点では21.8。やはりADXRは20を下回ると動きが鈍い。しかも、その後期待したボリバンの拡散も現れていないので、早めに仕切るべきであった。少なくとも10時20分までに仕切れば利益は出せた取引。また、ここできちんと仕切れば、損切り時点で逆に買い参入できた。ボリバンの拡散とADXRを（わかっていながら）甘く見たのが敗因か。
金 建玉：8日14時4分 2865円買い → 落玉：9日9時16分 2846円売り
5分足一目は好転、Gレンジ終盤で力強い陽線を出しており、ボリバンも拡散傾向で、そのまま上に行くと見た。しかしJの序盤まで粘ったが2866円を超えて上昇しない。ボリバンも急速に収束。冷静に考えればこの値段で仕切るべきであった。そうすればJレンジ終盤以降の下げを取ることができたはず。買い参入時のADXRは15。損切りはボリバンの明確な拡散が認められ、かつ雲の抵抗にあっていたJ〜K。ここで仕切れば2860〜55円。つまり5〜10円程度に損失をとどめることができた（この時のADXRは25前後）。結局この日オーバーナイトした中で、基調の強い白金は思惑通り行ったが、金は逆目に出て、翌日に一段と低い値位置で仕切らざるを得なくなった。
