貴金属の半日足、というのを提供している。これを見ると、通常の日足では、きれいな陽線で上昇しているように見えるが、半日足、つまり日中取引と夜間取引を分けてみると、最近の金は陰線で上昇している日が多いことに気づく。つまり、前日の夜間取引時間帯に比べて本日の日中取引時間帯は上昇しているが、本日の日中取引時間帯だけに限ると、下落しているケースが目立つ。買いのデイトレが利きにくくなっているわけだ。だから、売り方の買戻しで、取引時間帯の最後には上昇して終わるケースが多い(昨日もそうだった)。とはいえ、売りは少しずつ蓄積している。ここで売り方の思惑通りドドンと落ちるか、これらの玉が一気に持っていかれる吹き上げ相場を演じるか、来月上旬くらいまでが見ものである。