Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

HAで委託訓練の講座を

担当しているが、年内は後1回となった。始まったのは今月はじめだが、週2回で10時間の講義で、やっと労基法と安全衛生法が終わるか、といったところである。HAやOHのレギュラー講座とは大きく異なり、ゆっくりゆっくりとやっている。映画や音楽や為替やテクニカルの話もタップリと入れている。夏まで開講していた同様のクラスで合格者が出たことを書いたが、話し方はあのときのクラスとほぼ同じ。学習内容と分量から言っても、僕が勉強していた頃の1.5倍はあるだろう(感覚的に)。これだけの量になると、特に初学者には、ゆっくり進むことが負担の軽減になり、理解を促進し、興味ややる気につながる、という好循環を生んでいるように思う。このような形で講義を進めるのは大手受験校ではまず不可能である。理由は2つ。1つは多くの場合カリキュラムを全国共通にしている点、2つは講師の人件費の点。なにしろ労基安衛だけで40時間かけた計算になるからな。
ちなみに、僕の講師業の歴史の中で、真に自分の講義の進度に応じてカリキュラムを自主的に組めたのは2度しかない。いずれも日本マンパワー時代。当時のマンパワー名古屋校には、O氏(後にはF氏)という個性的で優秀な事務局のリーダーがおり、僕を信頼してくれて、講義や教務面ではほとんどすべて僕に任せてくれた。F氏の時期には、再受験クラスの講義は年内に終え、年明け以降は過去10数年の問題をテキストの掲載順につぶして行った。つまり1年間の受講期間を2分し、前半でテキスト終了、後半は演習に費やしたわけだ。このクラスでは90数名が本試験を受験して、40名程度が合格したが、いま同じことをやろうとすると、テキストと過去問集を自前で作り、講義をDVD収録してヤフーなどで売り出すしかないね。でも、この世界も低価格競争が激しいから、事実上無理かな。委託訓練で1年コースを組んでやるのなら可能だろうが。
とにかく、マンパワー時代は、ギャラの面でも講師の裁量面でも最も良い時代だったことだけは確かだ。



そうそう、今日自宅に届けられた「リビング南山の手」紙の「リビング求人情報」中に、社労士業補助の求人広告が載っている。30〜50歳の女性パート事務スタッフを希望しているようだ。