クラスは労基法の補講期間で、僕の出番はありません。人間、時間があると色々なことを考えるように出来ているものらしく、僕も自分や家族の近未来を考えました。もちろん、まだまだ仕事は続けたい。しかし、他にもやりたいことはある。読みたい小説もあれば、観たい映画もある。ボウリングももっと上手くなりたい。まぁ、欲張りですね。だが、現実問題として、娘の進学資金が必要なので、自分のことはまだやれそうもない。とりあえずお金が必要なので、手持ちの不動産を泣く泣く処分。しかしこれだけでは、なんとかプラス、というレベルなので、学資保険とかをかき集めても足りなければ、残りは奨学金に頼るしかありません。ところがこの国の奨学金は、大半が貸与型で、給付型は皆無に近い。もっとも、うちの子の成績で給付型、と言うのもおこがましい気がしますが。
僕がこの仕事を始めたとき、50代の前半でセミリタイヤ、という青写真を描いていましたが、その年齢はとっくに過ぎてしまいました。現実は上手く行かないものです。
20代、30代で社労士試験合格を目指して頑張っておられる方も多いと思います。合格したらあれもやりたい、これもやりたい、という希望をいっぱい持っていると思います。でも、多くの場合、それを実現するためにはご自分の健康とお金、という２つの要素をきちんと考えておくことが必要です。
ご自分や家族の将来計画は保守的に立案し、コツコツと焦らずに実現していきましょう。
