Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

本が書棚に

収まらなくなってきた。単行本もだが、僕の場合雑誌が特に多い。以前定期購読していたものは、心に引っ掛かりがあり、捨てられない。ちなみにここ数年のタイムスパンだと、(ほぼ)定期購読しているのは、月刊社労士など、会費納入の結果必ず送付されてくるものを除くと、ムー(学研から出ている超常現象を扱った月刊誌)、アエラ朝日新聞系週刊誌)くらいだが、それ以前の定期購読誌で捨てられないものが多い(ミュージックライフ、音楽専科、ミュージックマガジンキネマ旬報、宇宙船、フューチャーズジャパン)。数は少ないが、少年漫画週刊誌も古いものは60年代(昭和ではない)のものがある。子供のころは、日産シルビア、トヨタ2000GTマツダコスモスポーツなどのミニカーや、これらのメーカー純正カタログを集めていた。これらは引越しや家の建替えなどでほとんど処分してしまったと思うが、今持っていれば相当の値打ちがあるものではないかと思う。定期購読誌ではないがマンガのコミックスで全巻そろっている作品は10種類以上あると思う。これらはいまだに時々読むので、捨てられない。他にも、LP、LD、CD、DVD、シングル盤と、全部合わせたら何枚くらいになるのか、数える気にもならない。
ここまで書いて来て気付いたが、金融・まねー・トレード系雑誌が一つもない。先ほど書いたフューチャーズジャパン誌は唯一の例外だったが、これが廃刊になって以降、マネー誌はほとんど読んでいない。日本のマネー誌は8割方が株の記事、あとはFXで、僕の興味を引くものはほとんどない。むしろパンローリングなどから出る書籍をよく読む。こちらは価格は高い(へたをすると1冊10,000円以上のものもあり、労基法コンメンタール並みの値段である)が、内容が良いので読む価値はある。名古屋の図書館で、パン社の蔵書傾向を調べたことがある。代表的なものはいくつかの図書館に入っていたが、多くが貸し出し中だった。しかしこの手の本は、借りるより、必要に応じてすぐに読めるように買わないと。
現代やポストなど、他の週刊誌は興味を持った記事を立ち読みする。同じように考えている人は多いようで、書店の週刊誌のコーナーは発売日は割り込むのが大変である。先日も三省堂で、現代かポストに載った日経平均の記事を読もうと手に取ったら、たまたま村主のヌードのページを開いてしまった(たまたまである)。ほぼドンピシャのタイミングで、後ろから、
「先生、何見てるんですか?」
振り向いたら同僚講師のヨッシーじゃないか。びっくりしたよ。
ところでアエラは月曜発行で、大体、数日遅れで書店に行ってもほとんどの場合綺麗な新品が購入できるが、アイドルが表紙の時は、翌日に書店に行ったらもう売り切れ、という事が最近2度ほどあった。ったく、何も知らねーガキが表紙目当てに買うんじゃねー、と息巻いたところで、ないものはない。こういう時は他の店を当たるしかない。今週号はエマニュエル・トッドが表紙。この表紙で売り切れになると、別の意味で怖いけどね。この人、米大統領選の1か月くらい前に、トランプ当選の可能性は「高い」と話してその通りになってしまった。大きな政治・経済・社会的事象が発生したとき、事前にそれを予見していた、と後から名乗る人物は多いが、僕が著作を読み或いは映像を見て、確かにこの人は事前に予見していたな、と思ったことは過去に2人しかいない。一人は小室直樹(連邦崩壊の10年以上前に「ソビエト帝国の崩壊」という著作により実際の崩壊を予見した)、2人目はジョージソロス(サブプライムローンを端緒にした経済危機を予測)。そして3人目が今回のトッドである。個人的には、僕より7つ年上のこの歴史家の発言は聞き逃せない。特に今年のように大荒れの予感がする年には。

本日のブログ記事は、ファクトチェッカー基準で0.5ピノキオ※です(自己採点)。
※意味は、今週号のアエラP5参照。