Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

前々回の記事を書いてから、

1か月経過しない内に、日経平均バブル崩壊後の戻り高値をクリアしてしまいました。この速さは予想外でしたが、マーケットは多くの場合、予想通りには動かないものです。日経新聞の電子版に「この上昇に乗れない個人投資家」と言う記事が載りましたが、「乗れない」程度ならまだ良いかもしれません。僕の友人の取引員のブログには、原油先物日経平均先物を売り上がっている人の「阿鼻叫喚」が書かれていました。上昇の陰で、大変な目に合っている人もいるわけです。
僕は自分の相場観で、他人に売買を勧める事はしませんが、先日たまたま友人とソニーの日足チャートを見ていて、良い形になってきたので、明日の寄りで買ったら、と言うようなことを口走ってしまいました。普通はそれを真に受けて買う人はいないのですが、友人は何と本当に買ってしまったのです! 4220円台で買った、と言ってました。例の決算発表を受けて、今は5300円です。この人は短期間に1000円以上儲けたわけです。今度は利食いの相談に来たら、ちょっと意地悪してやろうと思っています。ま、これは冗談ですが、友人のように、それなりに勉強して、実際に投資にチャレンジし、そこそこの利益を出して、と言うのを多くの人が続けて行けるような環境であったなら、今の株価が1990年比で6割にも満たない、と言う状況は起こらなかったかもしれません(アメリカでは同じ期間で約10倍です)。
しかし、この国の投資状況が大きく変わるとは思いません。イデコが始まって、投資信託は伸びるでしょうが、やはり投資の醍醐味は、自分の力で相場を分析し、リスクを取って、それが思惑通りの方向に進んだ時の達成感でしょう。でも日本人で、こんな面倒なことを継続的にやるような人は、実は少数派なんですけどね。