5分足の長期線で見ると、日本時間の午前10時ころから一貫して上昇し、欧州時間もそれを引き継いでいた。これを見ると、一般的には、この上昇もそろそろ終わるかな、という感覚を持つ人が多いだろう。だが、この間の値段の動きをよく見ると、短めの陽線が一定の押しを入れながら規則的に続いている。これを見て僕は、上昇の動きが増幅する可能性を頭の片隅に入れながら、日本時間21:20からの米国本セッションを見ていくことにした。
最初のうちは想定通り、価格の上昇にドライブがかかっていたが、その後は乱高下する展開となった。今日は重要指標の発表が、日本時間の21:30と23:00の2回あり、この指標発表後に、大阪金先物相場の短期的な値動きの方向が変わっていった。最近はチャートは掲載していないが、5分足チャートを見ると、21:20までとそれ以降とは明らかに値動きの質が異なるのがわかる。
ま、簡単に言うと、21:20以降のほうが簡単に取れるが、引かされた時は損失が大きくなりかねない。今日も2回ほど引かされたが、幸い、ボリンジャーの-2σ及び5分足の長期線で止まってくれた。そういう意味では今日もラッキーだった。
明日は米国雇用統計の日。取引できるかどうかわからないが、大阪金はどう動くだろうか。