Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

03/26~27 大阪金ミニ先物 +269.5円(80.5+189)

  1   03/26  02:16  10592.0S  →  03/26  02:46  10591.0B     +     1.0  ×3

  2   03/26  03:44  10588.0S  →  03/26  11:34  10562.5B     +   25.5  ×1

  3   03/26  03:44  10588.0S  →  03/26  11:34  10562.0B     +   26.0  ×2

テクニカルに従い、素直に売った。1は失敗作だが、2,3は悪くなかった。ただし、ここの仕切りは苦し紛れ。この時価格は既に戻りに入っていたので、早く仕切らないと、という焦りがあったんだと思う。もう1時間早く起きていれば楽勝だったのだが。

 

  4   03/23  02:26  10513.0S  →  03/26  17:50  10592.0B     -   79.0  ×2

  5   03/23  02:54  10516.0S  →  03/26  17:49  10594.0B     -   78.0  ×1

  6   03/23  02:54  10516.0S  →  03/26  17:49  10592.5B     -   76.5  ×1

  7   03/24  03:11  10523.0B  →  03/26  18:15  10619.0S     +  96.0  ×4

  8   03/26  01:11  10600.5B  →  03/26  18:15  10619.0S     +  18.5  ×3

  9   03/27  14:35  10617.0B  →  03/27  15:07  10621.5S     +    4.5  ×1

昨日書いた低位での売玉4枚は、上記4~6のように夜間開始後、17時を過ぎたところで全玉損切った。上昇に勢いがつきそうだったからだ。これにより、帳尻は一時的に-約3.2万となったが、その後の暴騰を考えると、ここでのロスカットは正解だった。しかしこれよりも前、03/25の10時前後にも損切の機会はあった。しかしこの時は例によって眠っていた。日曜日の仕事からの帰りが遅かったのだ。こういう時の月曜の朝は辛い。きちんと起きて準備万端でモニター画面に向っていれば、この段階(10530前後)で切れたかも知れない。タラ、レバのことを言っても仕方ないが。いずれにせよ、今回の損切り後の上昇幅は大きくなる予感があった。「予感」というのはあいまいな表現だが、この時の損切りは仕事の休憩時間中で、スマホしか見れなかったのだ。部屋でモニター画面を見ながらいつものようにトレードしていれば、より適切な損切ポイントを見つけられたと思うが、10500円台で損切れたので、最低限の合格ラインだったと思う。これによって、全12枚(売4買8)の玉のうち、買いだけが残ることに。次に、これら買い玉の利食いを第一ピボット(10619)に置いたが、これは失敗だった。実は第二ピボット(10656)も頭をよぎったが、現値(10600手前)から少し離れていたのと、10650が抵抗になって跳ね返される可能性を考え、そこには指さなかった。それに、値段が第二ピボットに届かなかったとき、利食い注文を入れ直すのもスマホでは若干面倒だし、業務中だとまず出来ない。自宅のPCでいつものようにトレードしていれば、結果は変わったと思う。

ところで、いま休憩時間中と書いたが、僕は食事をとっていた。施設警備員が仕事のために座る椅子と食事のテーブルは3~4メートル離れており、僕はパンを食べるために椅子を離れ、テーブルに移った。一口食べ、コーヒーを飲んで椅子に戻り、スマホ画面を見た、この間1分ちょっとだったろうか。思わず何か間違った操作をしたかと思った。帳尻金の欄が-3.2万から+1.7万に変わり、値洗いもゼロになっている。何と、僕のこの1分少々の移動中に価格が急騰し、10619に置いた指値がヒットしてしまった。値動きは急だったため、指値の変更も出来なかった。驚いたね、この値動きの軽さには。程なく休憩も終わってしまったのでどうすることもできなかったが、後でチャートを見ると、この後価格は急伸。出来れば相場に張り付いていたかった。

惜しいことをした。

 

03/25 大阪金ミニ先物 +22円 しかしこの後捕まった。

1   03/23  01:35(36)  10540.0S  →  03/23  01:48  10529.0B     +    11.0  ×2

03/22の23時過ぎから続くダラダラとした、しかし確実な下げのごく一部を獲る。しかしこの日も仕事で(これを言い訳にはしたくないが)、チャートをきちんと見れたのは日が変わり23日に入ってからだった。こういう状況はあまり良くないな。

その後、2時過ぎの急落には付いて行けなかったが、もう一段の下げがあると見て売り仕掛けたら(10516、10513)、今度は持上げられてしまった。程なく両建てにして、これを書いている03/25 22:20現在、まだ保有している。今は小緩んでいるが、先程10600円を付けた。

これからの方針だが、いつものやり方で、価格が下がって来るのを待ち(場合によっては売増す)、その後適当なところで仕切り、あとは買に集中。あるいは、買いが続きそうなら(今でも充分そんな感じがするが)、買増しし、変則的な両建てとして、利食いの機会を待つ。

いずれにせよ、もう少し時間をかけて見たい。

 

 

03/22 大阪金ミニ先物 +111円

 1   03/21  18:01  10696.5B  →  03/21  19:41  10727.5S     +    31.0  ×2

17時台の下げ(約50分にわたり、幅は40円弱)がいったん終了し、緩やかに反転する局面を狙った。と言うよりも、下げの局面を最初から見ていたわけではなかったので、売りで獲ることは出来なかった。テクニカルでは、MACDのフォレスト他、普段見ている指標も、これ以上の下げは(この場面では)終了の兆し。そこで、ある程度の戻りがあると見て、買いで入ることにした。この予想は的中し、上げはほぼ獲ることができた。

 

 2   03/22  00:49  10596.0B  →  03/22  01:13  10620.5S     +    24.5  ×2

1で書いた下げが可愛く見えるような本格的で強烈な下落が、5時間後にやって来た。この時は約2時間かけて160円幅下げた。ところが、ここでも継続してモニター画面を追えるような状態には無く、下落を知ったのは途中から。そこで1と同様に戻りを獲れるか否か、見て行くことにした。

5分足では24:30頃、低位で強気の抱き線を形成。RSIもきれいな逆行。ADXも高い位置から下降しだした。これだけ揃えば、買いで獲れる、という確信に近いものはあった。ところが、その割には仕切った位置は中途半端なところ。確かピボットを参照したと思ったが、ボリンジャーで見ても+1σと+2σの間を上昇していくイメージを持てるような形だった。仕切りは急がずに少し様子を見よう、という気にどうしてならなかったのか? 多分、疲れていたのだと思う。眠かった。それにしても最近、冒険をしなくなっているな。その方が良いのかも知れないが。

03/21 大阪金ミニ先物 +159円 FOMC,パウエル会見まで粘り、午前4時過ぎまでトレード

この日はいつものように、零時前に帰宅。3時のFOMC声明文及びその後のパウエル会見に備え、PCを開いた。今回の上げは息が長いが、まだ売り方は絶滅していない。今日がそのきっかけになるかも知れない、などと考えながら、買いのタイミングを計った。

 

  1   03/21  00:04  10514.5B  →  03/21  03:07  10576.0S     +    61.5  ×2

帰宅前、23時前後にいったん高値をつけていたことはスマホで確認していた。声明文で乱高下するかも知れないが、仮にそうなったにせよ、一度はこの高値突破をトライしてくると考え、下げたところを拾ったのが上記。予想通り、03:00の声明文発表とともに上げてくれたが、これほどの暴騰を演じるとは思わなかった。大きく上昇するときに買玉を複数枚持っている、というのは気持ちの良いものだ。仕事の疲れが吹き飛んだ。

 

  2   03/21  03:47  10564.5B  →  03/21  04:06  10582.5S     +    18.0  ×2

パウエル会見後、更に大暴騰。ボリンジャーの中心線近辺まで押したところを、ここもうまく拾えた。04:00を過ぎてさすがに眠くなってきたので仕切ったが、チャート形状としてはもう少し上値がありそうな感じだった。しかし、まさか高値で10700円を超えるとは思わなかった。「眠りの小五郎」パターンで持っていれば、1枚当たり90円は余計に獲れていたところだ。それほど凄まじい上げだった。

 

学校法人勤務時代の友人Oさんから、社保関連の相談あり。同じ法人の後輩Wさんから、飲み会の誘い。連日であり。みんな60代中盤あるいはそれ以上だ。人と話す、という行為が心身の健康保持にとって、思いのほか重要だということが、この年齢になってわかって来た。でも、商品先物で食ってる、と言うと引かれるんだよな。我が国で生まれた、この優れた制度の理解者が、ほとんどいない、またそのことについて話題にもならない、というのは、どうなんだろうね。

 

 

03/19 大阪金ミニ先物 +22円 トレードの時間が欲しい

標題の通り。

金価格が動くのは、

①日本時間前半

②同終盤

③欧州時間前半

④米国時間前半~中盤

このうち仕事がある日は④の一部(米国時間中盤以降)しかトレード出来ない。よくこれでそこそこの成績が残せているな、と自分でも思う。仕事中の値動きを後でチャートで追うと、きちんと値段を追っていれば、結果はともかく、おそらく相場を張れたであろう場面に複数回出くわす。

会社に言って、勤務日数を減らしてもらうしかないだろうな。

睡眠時間は8時間は確保したい。現状だと、④でトレードした後に寝て、そこから8時間とすると、翌日の①に食い込んでしまう。勤務を「土日祝+平日1日」程度にできれば、完全ではないが、かなりの部分解決できると思うのだが。

 

 1   03/19  01:30  10346.5B  →  03/19  02:19  10357.5S     +    11.0  ×2

獲りやすい時間帯はとっくに過ぎていた。諦めかけていたが、買いで若干獲れそうな状況が示現。それに飛乗った感じ。デイトレとしては上手く行った。

 

 

 

03/13~15 大阪金ミニ先物 +592円(8+386+198)

下記でわかるように、今週はまだノートレード。

先週は帰省が挟まったが、その割には獲れた。

確定申告書類も提出終了。頼んでいる税理士から、3年間の先物取引の損失繰越枠を使えるのは、今年で最後と言われた。ここ数年、今のトレード手法がうまく機能しているということだが、儲けたら税金でがばっと持って行かれるのか、、、。

僕より儲けている投資家はたくさんいるというのに、、、。

でもまぁ、仕方ないか。

 

  1   03/12  16:32  10311.0S  →  03/12  16:56  10307.0B     +     4.0  ×2

売から入ったが、大きく崩れる兆候は見られなかったので、退散。こういうことは早くした方が良い。

 

  2   03/12  22:04  10277.0B  →  03/13  21:18  10293.0S     +    16.0  ×2

  3   03/12  22:36  10269.0B  →  03/13  21:18  10293.0S     +    24.0  ×2

  4   03/12  22:42  10257.0B  →  03/13  21:18  10293.0S     +    36.0  ×2

  5   03/13  02:59  10242.0B  →  03/13  21:18  10293.0S     +   51.0  ×2

  6   03/13  03:13  10228.0B  →  03/13  21:18  10293.0S     +   65.0  ×2

下げるところ(と言ってもそれほど急激な下げではないが)をナンピン買下がり。ただ、日足では、大崩れというより、これまでのような上昇力に陰りがあるのは明らかなので、仕切りのタイミングを計っていた。まぁまぁのところで利食えたと思う。

 

  7   03/13  23:25  10299.5B  →  03/13  23:55  10300.5S     +     1.0  ×2

一度上がった後、まだ上値余地があるかも、ということで買い参入したが、期待したような動きを見せなかったので、用心のため仕切った。ところがその直後に上に動き出しやがった。上手く行かないものだ。

 

  8   03/14  22:17  10286.5B  →  03/15  02:15  10304.5S     +    18.0  ×2

  9   03/14  22:51  10284.0B  →  03/15  02:15  10304.5S     +    20.5  ×2

10   03/14  23:21  10276.5B  →  03/15  02:15  10304.5S     +    28.0  ×2

11   03/15  00:40  10272.0B  →  03/15  02:15  10304.5S     +    32.5  ×2

ここもナンピン買下がり。もっとも、この段階では日足はボリンジャーの+1σにサポートされていることが、比較的はっきり見てとれたので、上記最初に書いたナンピンよりは安心していられた。ただ、深夜で、しかも帰省先の(いつもとは異なる)PC経由だったこともあり、早々に利食ってしまった。

 

今日から日銀会合、さぁ、どちらにどの程度動くか、、、。

 

 

03/12 大阪金ミニ先物 +27.5円 『ザイム真理教』(森永卓郎 著 三五館シンシャ 刊)読了 

1   03/11  21:28  10283.75B  →  03/11  22:37  10297.5S     +   13.75  ×2

この日の取引はこれだけ。よく見るテクニカルでは買を示すものが多かったが、もう少し早くからきちんと見ていれば、もっと良いポジションを保持できたとは思う。価格はその後5分足長期線に絡む形となり、若干押し戻されたが、幸い、ボリンジャーの-1σで踏みとどまり、再度上昇に転じた。この再上昇の8割程を獲れただろうか。まぁ上手く行ったデイトレ

価格はその後、23時に入った直後にいったん急落している。この日は目立った指標発表は無かったので、誰かが何かを言ったか?

 

 

『ザイム真理教』を読んだ。モリタクは多作家であり、著書も相当数にのぼる。その中で読んだのは数作に過ぎないが、本作も分かり易い良書だった。確か本人はどこかで「本作を発表した後、テレビへの出演依頼がかなり減った」的なことを語っていたが、本書を読むとそれも納得だ。我が国の財務政策に正面から反対している本だからな。当初は本書の出版を引き受けてくれる出版社が見当たらずに往生したという(P189~あとがき)。しかもその理由は、原稿のここがマズい、というレベルの話ではなく「そもそも、このテーマの本を出すことができない」という理由からだった。この話を読んだだけで本書を読む価値があると思わないか? 

財政均衡主義」「消費増税」というザイム真理教の教義に対するモリタクの反論とその根拠になった自身の経験(それにしても、「総突合(P18)」などという儀式、まさか今でもあるなんてことは無いよな)が分かり易く書かれている。

自分のようなジジィ世代ではなく、若い世代に読んでもらいたい。特に3章(P53~)では、「財務省の思想や行動が、反社会的なカルト」であることの検証がされている。「カルト」という言葉を使うのは本書の書名からしてもやむを得ないところもあろうが、だからと言っていい加減なことを書いているわけではない。よく言われる「国民一人当たり800万円超の借金」というのも、P56~を読めばカラクリがわかり、「こんなに売れる資産があるじゃないか」と怒りがこみ上げてくるだろう。

5章(P121~)では我が国の重税国家ぶりが国際比較の元で語られる。よく、欧州大陸諸国の国民負担率は我が国よりも高い、と言われるが、サービスもそれに見合ったものになっている。特に公的分野からの教育支出は、我が国は群を抜いて低い(P128)。

6章では厚遇される国家公務員の実体が具体的に書かれる。そういえば僕の友人、知人にも公務員が複数いるが、別荘を持っている奴も何人かいる(改まって訊いたことは無いが)。また、本章で展開される政府の少子化対策への批判は腑に落ちるものがある(P145~)。本書によると、今でも、結婚した男女間には2人に近い子供が生まれている。今の深刻な少子化は、結婚しないのではなく、経済的に結婚出来ないところからきている、という主張だ。したがって、モリタクの考える少子化対策は、最低賃金の大幅引上げや同一労働同一賃金の徹底という、低所得者の収入底上げであり、ベビーシッター利用者支援や出産育児一時金の増額などではない。

7章では、ザイム真理教のサポーターとしての富裕層、大手マスメディア、親衛隊としての国税庁について書いてある。細かくは書かないが、消費税をほとんど負担していない富裕層の実体など、驚くべき記載がある(P164~6)。

記載内容が具体的で分かり易いのは、この人の良い点だ。現在モリタクは、がんで闘病中。相当重いらしい。こういう人には生きて、もっと活躍してもらわなければ。奇跡の復活を願っている。