5項、いわゆる弾力条項の規定による平成25年度の雇用保険率が告示されました(平成24年厚労告588)。一般の事業は1000分の13.5、特掲事業は1000分の15.5(建設の事業は1000分の16.5)ということで今年度と変わりません。
ところで、今、Eテレで「ハートネットTV」という番組を放送しています。今日は健康長寿、というテーマのようですが、障害者の社会参加、貧困、起業、学校、いじめ、婚姻等々、生きることに対して時として煩わしいハードルになる様々なことをテーマにした番組です。僕は以前から、障害者と健常者、という二者択一的な分類に疑問を抱いてきました。行政サービスを提供するためにはこの種の分類は仕方のない部分もあると思います。しかし「自信が揺らがない」「感情のぶれがない」という人はいないでしょう。僕は、宗教や占いは信じませんが、バイオリズムや血液型というのはそれなりの説得力があると思っています。この番組を観続けることによって、前記のような二択論から解放されたような気がします。NHKでは今年も「矢沢永吉〜63歳のメッセージ」「永山則夫 100時間の告白」といった見ごたえのある番組に出会え、個人的には受信料を払った甲斐があった、と満足しています。勉強漬けの受験生の方には申し訳ありませんが、年末年始も、昨年の「ニッポンのジレンマ」のような見ごたえのある番組がラインアップされるのでしょうか。