Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

労災保険法

問1 正解がCであることは問題ないだろう。雇用関係もあるし本務は看護師見習いだからね。迷うのはACだろうが、Cが余りにはっきりしているので、こういう時に大切なのは自分の判断に自信を持つこと。Aは障害者総合支援法の知識がなくても、雇用契約を締結していない、という記載から、労基法9条の労働者性は認められないだろう。EはAより判断は難しかったかも。当該委員は知事が任命するが、だからと言って指揮命令まで知事が行うわけではない。
問2 正解肢のBは判断しやすかったのではないか。「針金でつついて遊んでいた」とあるがどうもこの労働者は火薬を取り出そうとしていたらしい。もちろんこの行為は当該労働者の業務ではない。Aは、当該日雇い労働者の業務の態様から見て、このようなアクシデントは想定できるものであり、それが休憩中に発生したことをもって(つまり業務中ではなかったことを以て)、作業からの離脱、と判断するのは妥当ではないだろう。Cは、同僚が何で石油を持ってくる必要があったかというと、まきがドラム缶に入っていたために燃えにくかったからで、会社側の提供したドラム缶に事業場の設備としての欠陥(ちょっとオーバーな表現だが)を見出したのだろうか。Dは分かりやすい。Eは、直接の原因である貧血は、選択肢にもあるように業務の流れの中で発生しており、機会原因で片づける訳にはいかないだろう。
問3 正解肢のDは、40分、とあるので「ささいな行為」とは言えないし、また、この時間は喫茶店でコーヒーを飲むための最低限度に近いと思うが、そもそもこの行為は「日常生活上必要な行為」ともいえないので、「逸脱・中断」ととらえざるを得ない。Eで、フォグライトの消し忘れは全くあり得ない話ではなく、引き返すことによって、時間的継続性が断絶されるわけではないので。
問4以下は次回。