ルパン三世の世界観は独特でした。TVはもちろん最初のシリーズから観ていましたが、特に好きなエピソードは「7番目の橋が落ちるとき」。この辺りの印象が強かったものだから、劇場版の第1作はかなり期待していましたが、ちっとも面白くなかった。したがって、劇場版第2作「カリオストロの城」も「どうせ大したことはないだろう」と思い、封切では観ませんでした。「7番目」も「カリオストロ」も宮崎駿さんが演出で絡んでいるのを知ったのは、もっと後になってからです。「7番目」を観ると、作品全体の醸し出す雰囲気や、主人公の少女が「カリオストロ」ととても良く似ています。
今日は21時から、劇場版第1作が追悼放映されますが、出来れば「7番目」を含む、TVの最初のシリーズを、時間を気にせずに観てみたいな。
ご冥福をお祈りいたします。