Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

昨日は頭痛がなかなか抜けず、

結局、トレードはしなかった。午後から頭重感が出始めた。僕の頭痛は、大体、どんよりと曇った日に多い。昨日もそんな感じだった。温湿度計を見ると室温は高くはなかったが、湿度が80%を超えていたので、エアコンの除湿機能を使い、常備薬も飲んだが、おさまらなかったので、やすんでしまった。

一晩やすんで、ようやく回復した。今、チャート画面を見ているが、後講釈は何とでも言えるので、論評しない。

今日の午後、ブックオフが集荷に来る。結局、段ボール4箱に収めたが、まだまだ出てきそうだ。でも、時間切れなので、残りは次回(時期未定)とすることに。

法律系の専門書は、特に労働・社保関係の分野は改正が頻繁にあり、古くなるのが早い。そこでこの分野の本は、古い本は思い入れのある物を除いて、そこそこ処分できた。投資関連本は、特にテクニカルや資金管理の分野の本は、そう古くはならないので、発行年が昔だからと言うだけで、処分の対象にはならないな。

ところで、今読んでいる本は『マーケットの魔術師 大損失編』(パンローリング刊)。大分前に購入したが、読んでなかった。本の帯には「夜眠れぬ経験や神頼みをしたことのあるすべての人にとっての必読書!」とある。これは僕にぴったりの本だと思ったね。『マーケットの魔術師』のシリーズは書店でも時々見かけるが、この『大損失編』は見なくなったな。この本は良い本なのだが、当然ながら書かれている内容は、80~90年代の米国でのトレードにおける大損失なので、今の日本人が読んでも取引の仕組みがわかりにくく、大損失発生のメカニズムがよく分からないものもあった。

日本でも、成功したトレーダーにインタビューした本はいくつか出版されているが、彼らが喫した大損失を集めた本は知らないな。僕が読んだ日本人トレーダーの本で、リアルな大損失が書かれている本は『わたし、すっぴんジャージで「億」を稼いでます。』(Sarah著 幻冬舎)だろうか。この本の最初の方に大損失の話が出てくるが、この辺りはトレーダーの肌感覚そのもの、と言った感じで書いてある(本人が現役トレーダーだから、当たり前か)。あとは『待つFX』(染谷えつ子著 パンローリング刊)。こちらは損失額は書かれていなかったと思うが、上手くいかなかったときのトレーダーの心情が自分のことのように伝わったね。いつだったか、えつ子さんの動画配信を見ていて、ある雑誌の取材を受けた時の話があった。その時、取材者が、えつ子さんの示したテクニカル指標のパラメータを「これを読者にそのまま伝える必要はないから、適当に変えて書く」旨の発言をした、という話をされていた。具体的な人物の名前や媒体の名称はさすがに明かさなかったが、えつ子さんご本人は、相当に違和感を感じたのだろう。柔和な話し方の中にも、そのことが伝わってくる動画だった。当時僕はすでに『待つFX』は読んでいたが、この動画の一件で、この人は信頼できる、という念を強くしたのを覚えている。

Sarahさんもえつ子さんも、女性でFXトレーダーと言うのは共通している。僕はFXのトレード経験はないが、先物やFXというレバレッジ取引には、そもそも、男女の性別や、年齢や役職、と言ったものは一切無関係だ。ただ、トレード技術と資金管理能力を備えたものが勝つ。

わかりやすさ、爽やかさ、苦しさが共存する世界だな。