Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

9日の記事で書いたように、

今年の社労士試験選択式を解いた感想を記したい。

問1 労基・安衛法

C以外は正解した。迷ったのはE。安全昇降設備の高さ規制については、もっと高いと思っていたところ、意外と低かった、というのを覚えていたので、③か④のどちらかだと思った。数字自体は半端な数字ではなかったか、という記憶があったので(定かではなかったが)③とした。

問2 労災保険

全問正解した。特に、イ~ホの各項目については、改正当時、テキストを補足して、かなり細かく話したのを思い出した。

問3 雇用保険法

全問正解。特記事項なし。

問4 労働一般

全問正解。一般の受験生には酷な問題だったと思う。普通は、調査結果としての数字は勉強しても、調査そのものの趣旨や目的にまで踏み込む受験生は、少ないだろう。2の後半(労働力調査)については、毎年講義で話していたところだが、ストレートに出たな。

問5 社会一般

AD以外は正解した。結果的に、全8問の中で、一番得点が低いのが本問だった。Aは、100兆円を超えていたのはわかっていたが、そう大きく超えてはいない(数字自体は大きいのだが)こともわかっていた。したがって、⑬か⑭のどちらかだと思ったが、外してしまった。Bについて、社会保障給付費において医療と年金を比較すると、年金のほうが数字が大きいことは「受験生の常識」だろう。ところが僕は最初ここを、⑰(医療)と書き間違えてしまい、見直しの時にこの誤りに気付いた。知っていて間違えることほど悔しいことはない。どんなに自信を持っていることでも、本試験という異常な状況下では何が起きるかわからない。見直しは絶対に必要だ。

問6 健保法

全問正解。一般の受験生には本問も難しかったかも知れない。受験生なら知っていると思うが、健保法は時々難問が出題され、その年の受験者の出来によっては、基準点が1点まで下がることが、過去に複数回あった。今回はそこまでには至らないと思うが、それでも十分に解き甲斐のある問題だ。3の計算問題は冷静に。答えは意外と単純なものだ。

問7 厚年法

A以外は正解。同法31条の2は、何度も読んでいたはずだ。したがって、最初は本能的に⑨が正解と判断した。しかし、見直しの過程で、厚生年金保険制度は被用者年金制度であること等、本条とは直接関係のないことが頭の中を駆け巡り始めた。その結果、解答を⑯に変更してしまった。受験生にはあれほど「最初に思い至った解答は、絶対に書き直すな」と言っておきながら、自分がそれをやらかしてしまい、全問正解を逃した。お恥ずかしい限り。なお、B以下は特段問題はなかっただろう。

問8 国年法

全問正解。

 

以上、書いたように、見直しをして1点アップしたり、書き直して1点損したり、ということはあるが、36点前後は取れていると思う。そして、社労士講師業をしている者なら多少の違いはあれ、このくらいは得点するだろう。そうでないと、受験生に不安を与えるしな。