1 04/03 01:27 11006.5B → 04/03 03:10 11067.5S + 61.0 ×2
この日のトレードはこれだけ。
仕事から帰り、しばらく相場を見ていた。価格は04/03の零時を挟んだ100円幅の下落から立ち直りかけているように見えたので、01:30の少し前に買エントリー。いつも見ているテクニカル全てが明らかな買いサインを出しているわけではなかったが、全部揃うのを待っていては、出遅れは必至だ。この辺は、局面ごとにおけるテクニカルの使い分けをある程度頭に入れておかなければならない。
口座資金が100万を超えてきたので、1トレードの単位を2枚から3枚に増やそうとして、2枚のまま注文を入れてしまったのは失敗。証拠金と口座資金の割合は大きく変動させたくない。実戦では何度かナンピンすることも多いので、その辺りまで考慮して、現状では3枚程度が最適だと思っているのだが。
利食い場はいつも難しい判断を迫られるが、今回も同様だった。相場は03:00過ぎに急伸し、ボリンジャーの+2σを突抜けたので、このタイミングで利食った。夜も遅かったので、早いとこやすみたかったのだ。しかし価格はその後も上昇を続け、遠いと思っていた第2ピボット(11109.3)も突破してしまった。「眠りの小五郎」作戦の方が獲れた勘定だ。でもまぁ、2枚で5ケタの利益を達成したので良しとする。
金価格は1万円超えが常態化しつつある。そうなると、同じ1%の価格変動でも、実際の値幅は、今までの金取引では経験したことが無いほど大きくなる。1000円のときの1%は10円幅、10000円のときの1%は100円幅だ。
実際、先月だと、21日は高安の値幅が346円! 29日は同314円(ともに金標準ベース)だ。昔のような金価格が3ケタのときなら、たった一日で金の価値の1/3以上が毀損したり、増加したり、と言ったことが行われている。
しかも今は複数枚取引が主なので、トレードが上手く行ったときは利益額もこれまでより大きくなる。しかし、逆に行ったときは、損失もデカい。
僕が頼りにしているのは長期線だ。トレーダーで日足を見ない人はいないだろう。これに長期線を被せ、やや長めの方向性を確認する。更に、長期線とローソク足との関連を自分なりに観察する。絡もうとしているのか、離れていこうとしているのか等。同様に、5分,15分と言った短期の足でも長期線を被せ、当該時間枠の中で、やや長い目で見る。これらをやったうえで相場に入ると、何故か安心する(上手く行く、と言っているわけではない。安心するのだ)。安心はメンタルの安定につながる。これが、結果を出すための前提条件だな。