僕としては珍しくレジュメを配る。といっても労働一般のテキストの巻末にある「パートタイム労働法」の表の元になった行政庁作成のものである。これはきちんと読むとわかりやすい。それにしてもここ数年は、講義が終わった直後に定例試験である。平日の夜クラスならこれでもいいが、今日のようなロングのクラスではこれはきつい。労働一般のテキストは本文で180ページあるが、今日は93ページから180ページまで説明したあと、先週の講義分(1〜92ページ)も含めてその日のうちに試験である。僕が東京校で講義をしていた平成7年の時間割表(健康保険法)がいま手元にあるが、それをみると全7回のうち講義は6回目までで終了。最後はまるまる1回かけて定例試験とその解説である。当時、定例試験の問題を僕も作っていたが、結構オリジナルをはさんでいたものだ。昨年のアンケートで「講義の後にすぐ試験では、勉強の成果を正確に測れない」という指摘があったが、その通りと思っている。しかし、いろいろな事情で全体の講義回数は増やせないのだろう。ただ、OHはまだいいほうで、学校によってはもっと過密なところもあれば、講師がころころ代わるところもあると聞く。受講生の方は、今ある環境の中で最大限工夫して、合格を手中に収めてほしい。
それから、出来れば「労働法全書」を購入して条文を手元に置いた学習をしたほうがいい。今日の講義で久しぶりに、僕が受験時代に「全書」を分野別に破ってペーパーファスナーで閉じて使っていたという話をした。8000円以上する書物を買ってすぐ破るのはもったいない気がするが、こうすれば持ちはべるし、便利だ。僕はこの作業を「紅白歌合戦」を見ながらやったことを今でも時々思い出す。個人的には条文をまったく読まずに受験勉強するのは、チャートを見ないで先物取引をするのと同じくらい危ないと思うね。
15日付中日新聞3面、「賃上げ実態調査」の結果の詳細は下記参照。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/09/index.html
と、NYアラビカコーヒーは148.95¢。先日の爆騰予測がちょっとずれ込んだが、悪くない。貴金属もドル高だが円安なので高くなっている。
むとうくん、時間が有れば新年会どうぞ。I藤君はシルビア、むとうくんはトレノで、クルマ談義もいいかも。最近のクルマの話は環境一色でつまらないからね。それにしても最近はマニュアル車は受注生産でオートマ車より高いことがあるなんて知らなかったよ。
今日、帰宅後に遅い夕食をとりつつWBSを見ながら新聞を読んでいたら「song to soul」でタイムアフタータイムをやっていたので、早速チャンネルを切り替えた。