Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

今年の上級クラスの

受講生の方から、勉強法についての質問を受けました。真面目に勉強してきた方で、模擬試験では高評価を得ていました。速修に入ることを考えておられるようです。学習経験者ですので、3月からのクラスで良いかと。問題は今から2月までの期間(約4箇月)をどう過ごすか、という点です。
経験者であれば4箇月で市販されている1冊本の参考書を読了することは可能だと思います。つまり、講義が始まるまでに基本的なテキスト学習を終了してしまう、という発想です。昨日、書店に行ってみましたが、1冊本の参考書は各社からのものがほぼ出揃いました。カラーをふんだんに使ったもの、文章中心のもの、図解中心のものなど特徴は様々です。ご自分の感覚にあったものを購入すれば、講義を聴くときにも辞書変わりに使うことも可能かと(これは以前から言っていることですが)。条文番号が書いてあるものがベターかな。
社労士試験は司法試験のように、法律論的な問題点を論述させる試験ではありません。基本は、知っているか知らないかを問う試験です。したがって、文章の理解や情報の整理能力が合格するためのカギになります。講義が始まるまでに1冊本を読了することができれば、一通りインプットは終了した状態になるので、講義を聴くときも、トレ問などの演習を中心に据えながら聴くことができます。精神的にも余裕をもって受験勉強を進めることができるのではないでしょうか。
僕の講義を受講された方ならおわかりのように、講義はテキストを忠実にトレースすることを基本にしています。この点については前回の記事を読まれた方からご意見をいただきましたので、再確認しておきたいと思います。それに基づいて、前回記事にあるように「匂う」モノを飾りつけていくわけです。

今日書いた内容は、学校として公式的に勧めているものではなく、僕の経験から出てきたものです。年明け2〜3月頃から速修で勉強したいと考えている上級者にとって、講座が始まってから、というよりもその前の時期の過ごし方に勝負のポイントの一つがあると考えています。
参考にしていただけたら、と。