いよいよ年金2法に入りました。まずは国民年金法から。制度創設の背景から入り、強制加入・任意加入被保険者、資格の得喪、保険料とその免除まで、80ページ以上を一気に進んでしまったので、特に学習が初めての人は面食らったと思います。講義冒頭でも話しましたが、この科目はまさに「理解後追い」科目です。僕の経験でも、年金2法の勉強でこんがらがった糸は、最後にはほどけてきます。その意味では、論理の糸も、早く混乱してしまった方が早くほどける、と言えると思います。
しかし、試験合格、という点から考えると、年金2法を制度的に完全に理解する必要はなく、合格点を取ればよいわけで、その意味では、簡単な箇所も難しい箇所も、同じ1点は1点です。したがって、よほど出題頻度の高いところは別にして、深追いをする必要のないところもあります。昨日の講義では、P46参考(保険料改定率)、P68(大臣が指定する期間)がそれに該当するかと。これらについては、昨日話した内容以上に深入りする必要はありません。
次回はいよいよ老齢基礎年金です。話したように、「老齢」を攻略できれば、この科目を得意科目にすることに大きく近づきます。頑張っていきましょう。