Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

今年の社労士試験から、1週間が経過しました。

何人かの受験生からご連絡を頂きました。別に意識しているわけではありませんが、特に労一・社一関連では、僕は過去にいろいろなことをしゃべってきたようで、今回も「えるぼしと技能士は、講義で救われました」と言われました。

えるぼし、くるみん、ユースエール認定などは、どこかが出てもおかしくないので、僕に限らず、多くの受験校や講師が対策を立てていたと思います。

技能士は、職業能力開発促進法を掲載していないテキストも多く、難しかったでしょうか。僕の場合は以前書いたテキストでこの法律をカバーしたこともあり、その後、大原の講義でも、技能検定や技能士のことは喋った記憶があります。この受験生は、多分それをお聴きになっていたのでしょう。

択一は全てを詳細に検討したわけではありませんが、やや難易度は高めかな、という感じでしょうか。毎年やっているブログ上での全問検討は、昨年の社保編から行っていませんが、今年はやる予定はありません。もちろん、講師である以上、個別の問題の検討はしていますが、ブログにまとめるには、それはそれでまた時間がかかり、現在の状況ではちょっと対応できません。悪しからずご了承ください。

ところで先日「名古屋市女性活躍推進企業」の一覧表が新聞に載りました。掲載基準は書いてありませんでしたが、女性活躍、とあるので、イメージ的には女性が就労しやすい、女性に優しい企業、という感じでしょうか。その中に、元受講生の合格者が在籍していた会社がありました。その人(労基法41条該当者でしたが)の月の法定時間外(換算)は80~100時間。深夜業は半ば常態化していました。数年前の話しですが、現在は改善されたということでしょうか?

全ての企業は脛に傷を持っています。経験的に、それとどう折り合いを付けていくかが、社労士の仕事の一つとも言えます。決してやさしい、きれいな仕事ではありません。資格学校で純粋培養された人にとって見れば驚きの連続かも知れませんが、反面、やりがいには事欠かない、ということもできます。工夫とやる気次第で未来は開けます。合格発表まで、少し時間があります。今までの法律の勉強とはアプローチの角度を変えて、労務管理的なトピックを集めた本などを読んで見るのも良いかと思います。