欧州時間序盤では、東京時間からの下落を打ち消すような奇麗な上昇が見られたが、所用で外出しており、この部分は取り損ねた。この上昇によって、５分足長期線も上昇に転じたので、21：20の米国市場開場及び23：00のISM非製造業景気指数の発表で、大阪金の価格がどう動くかに注意を集中した。今回はこの２回とも、比較的奇麗な陽線を形成し、まあまあ取りやすかった。今日はちょっと色気を出して、上昇と上昇の間の小さな下落も狙いに行った。もっとも「小さな」というのは後になってわかることなのだが。
23：15からNHKBSの「タイムスクープハンター」という番組で、江戸から明治期にかけての大坂堂島の米価格を旗によって岡山まで伝達する旗振り師たちのことを放送していた。これを見るのは３度目だが、何度見ても良いな。これを見るため、今日の取引は23時過ぎに終了した。相場には4回入り、玉の保持時間は計約40分。それにしても米と金の違いはあるが、当時も今も、様々な形で先物取引にかかわる者たちがいたわけだ。彼らの延長線上に僕ら現代の関係者（トレーダー）がいる、と考えると歴史を感じざるを得ない。
面白い番組だった。
