「55歳からのハローライフ」という本を手にしました。ざっと見ただけで買ってはいませんが、興味を引く内容ではありました。著者は村上龍。僕はこの人の作品は「5分後の世界」「あの金で何が買えたか」の2冊しか読んだことがありません(もっとも、後者は絵本的なものです)。これ以外にも黒井千次の「高く手を振る日」など、興味を持つ小説の傾向に少しづつ変化が出てきたような気がしています。そういえば、最近個人的によく聴いているのは、ニール・ヤングの「孤独の旅路」。歌詞がいいですよ。こういう歌詞がわかる年になったんだな、と思います。昔は(この曲自体はいい曲だと思っていましたが)わからなかったし、興味もなかった。ちなみに、この曲のチャートアクションを見ると、1972年3月18日に全米1位になっています。この週は、2位にアメリカの「名前のない馬」、4位にニルソンの「ウィザウト・ユー」、6位にポール・サイモンの「母と子の絆」が入っています。前の週まではカーペンターズの「ハーティング・イーチ・アザー」がランキングしていました。後に名曲と呼ばれるようになる曲が沢山チャートを賑わしていたわけです。
そういえば、名古屋駅の真下、エスカとユニモールをつなぐ地下通路にある洋服屋さんの中に、いつ通ってもカーペンターズの曲が流れている店がありますね。