Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

前回に続き、選択式の

社会保険科目を簡単に見ていきましょう。
社一のAは、まさに本試験直前に36さんの質問にお答えしたところですね。本当に出題されていたのでびっくりしました。DEは、折れ線グラフを使ったレジュメで、リーマンショック以降の財政難に対して急激に保険料率を引き上げたこととの関連で、問題文中の(1)(2)の措置をとったこと。これによって協会けんぽの保険料率は平成25,26年度と一息つけたことをお話しました。制度導入の背景説明と、グラフによる説明がないとわかりにくいところですね。
健保法のCで、なぜここに「介護保険法」が入るのかわかりますか? 入院時生活療養費の創設には、介護保険法の平成17年改正が影響を与えています。講義では両法の改正経過を踏まえてお話しました。DEは、出たか、という感じ。合格者の方(Oさん、見てくれていますか?)が作った語呂をご紹介したところです。
厚年法ABはGPIF絡み。ここは凝った話をした割にはこれだけした出題されず、ちょっと拍子抜け。


Eさん、受験おつかれさまでした。コメントありがとうございます。選択式は良かったと思いますが、やはり問題は択一式でしょうか。大原のテキストは、テキストそのものを読むというより、講義を聴くことでテキストの行間を埋めていくことで、初めて理解できる構成になっています(抽象的な表現ですが。つまり、講義と併せて利用することで初めて効果を発揮する、ということです)。これはその昔、N先生と共にテキストを作っていた頃からの大原の伝統です。実家に帰られるということですが、通学にせよ独習にせよ(独習なら尚更)、大原のテキストとは異なる切り口の(例えば、図解よりも文章を読んでわかる)1冊本の参考書をお薦めします。たくさんの種類が出ているので、書店で実物を手にとって、最も読みやすいものを選べば良いと思います。そして、通学講座に通うのなら、1冊本を辞書変わりに使う。
各制度の大枠をつかまないことには、いきなり細かいことをやり始めても中々知識として定着しません。その上で、覚えるべきことを集中して覚える。勉強の順番を間違えないように。
頑張ってください。