Rocco's log ~プログレ好きの警備員 trader with 社労士~

社労士試験、投機関連(大阪金先物が中心)その他諸々。このブログのトレードに関する箇所は、僕の勝手な相場観を書いています。価格も僕の予測に過ぎません。内容の正確さに最善は尽くしていますが、一切の責任を負うものではありません。売買は必ずご自分の判断で行って下さい。また、記事中で氏名の敬称は原則として省略しています。ご了承ください。

社労士試験の受験、

おつかれさまでした。今回はいつものように、監督者が問題冊子を持ち帰ることができなかったようで、オフィシャルサイトで先程確認しました。それにしても、「持ち帰っても良いですか? と連合会にきけば、ダメ、というに決まっているのに」と思うのですが。


したがってまだ、選択式を少し見ただけですが、幾つか気づいたことを。
労働系ではやはり労一でしょうか。統計資料から出題されるとわかっていても、ここまでフォローしている受験生はほとんどいないのでは。僕の講義では、総務省労働力調査で「自営業主、家族従事者」は平成14年に1000万人を割っていこう継続的に減少していることを話しているので、全く異なる統計とはいえ、こういう数字を見せられると戸惑う受験生がいることは想定されます。ただ、文脈から見て、Bに①や③は入りにくいでしょう。Eでは、大原ではズバリ的中としています。まぁ、数字は確かに出ていますが、問われているのは数字が推移したか否か、です。講義で話したことを思い出してください。昭和50年に比べてM字の底が10年後方に移動した、という話をしたはずです(速修では時間の関係で言わなかったかも)。したがって、①は排除できる。また、平成19年比なので、変化していない、ということもなさそうだ、とここまで推察できれば、②にたどり着けるのでは。
ほかの労働系科目で「ちょっとどうかな」と思ったのは、労災のBくらいでしょうか。労基安衛のEも簡単ではありませんが、設問が就業制限についての文章であることはすぐわかるので、キーワードは「以上」であると判断できるのでは?
雇用のDEは、テキストでは表組で示していた箇所。「一度は条文にあたっておくように」と指示させていただいたところです。問題を読めばわかりますが、出るのは図表ではなく、条文なのです。


社保系科目では、まず社一。講義では、目的条文や基本理念を掲げた条文については、一般常識の法律を含めてきちんと読んでおくように、口を酸っぱくして話したのを覚えていると思います。その他の社保科目は比較的解きやすかったのでは、と思いますが、驚いたのは健保のDE。講義では(こんなことまで話すとまた延長するが)、まぁ、出ないだろうが念のため話しておくか、というノリで(多分すべての受け持ちクラスで)話したところです。2.8も9.1も板書したので、聴かれていた人は覚えていたかと。でも、こんなにはっきり出るのなら「ここは出そうだ」というノリで話すべきでした。しかし残念ながら僕には、予想はできても予知能力はありません。


択一はこれから検討します。それじゃ、また。