お前の日常はあまり変わらんだろ」と友人に言われてしまった。図星である。
連休も後半だが、今日はNHKの「100分de名著」松本清張シリーズを堪能した。でも、この番組は良いね。清張作品は、僕の場合、映画で観たものが多い。その後、いつかは原作に当たりたい、と思いながら、そのままになってしまっているものも多々ある。それらの多くが、この番組を見ると「原作を読んだ気に」なってしまう。本来は自分で読むのが一番良いのだろうが、この番組に出演している人は、各々が一流の読み手である。だから、読んだ気になっただけであっても良いのかな、とも思う。
この連休中にしっかりと読んだ本としては『相場金言集』(林輝太郎著 同友館)。読了して改めて思たのは、相場はテクニックだな、ということ。タイミングの良いエントリーや、早めの損切も、これ全てテクニックのうちである。残念だが、自分はまだまだだ。でも、一部分ではあるが、テクニシャンとしての自信をもっと持って良い点も確認できた。
巣ごもり期間中に、各戸で古書の整理が進んでいるらしい。でも、僕の場合は、仕事上で昔の資料が必要になることもある。それに加えて、昔の雑誌なども廃棄できないものも多い。だが、廃棄の基準は決めており、数カ月以内にはかなり身軽になれそうだ。
中小事業所を中心に、テレワークが思うように進んでいないと聞く。でも、個人トレーディングという仕事はまさにテレワークである。しかし、通常の仕事と異なるのは、成績が良い時ほど短時間で終わる点だ。長時間の努力はマイナスの結果をもたらす(時には致命的な)。我々は今までの人生において多く、最終的には長時間の努力は良い結果をもたらす、と教えられてきた。でも、相場は違うのだ。多くの人がこの世界に入っていけないのは、この辺りに原因がありそうだな。