例年これが始まると、いよいよ本試験モードに突入、という感じである。今回は労働系では障害者雇用と育児介護、社保系では健保法を中心とした医療系科目がヤマだろうか。これも例年通り法改正予想問題付き。21年の介護保険法の改正点で事業者の業務管理体制整備に係る箇所も追補されている。大原らしく丁寧な作りである。
印象的なのは国保法。アジアの富裕層を対象にした医療滞在ビザ絡みの改正の隣のページに、被保険者資格証明書交付世帯に高校生がいた場合には短期被保険者証が交付されることになった、という改正の記事が。なんか悲しくなってきたよ。
ここ数年、過年度の合格者の方が数人、今回の法改正講義をご受講されている。1年間の法改正情報だけで1冊のテキストに匹敵する分量になってしまうような国家試験である。我々も含め、合格してからも勉強なのだ。
終わったあと結構質問を受けたが、中にはこの1箇月、かなり勉強したな、と感じる質問をしてきた人もいた。当面の目標は中間模試である。頑張ってください。